フットボールクラブ様のアクリルスタンドを製作しました!
目次
卒業・卒園・卒団など節目の記念に!ちょっと違った思い出を
アクリルスタンドの製作例を今回はご紹介します。
埼玉県新座市を拠点としたフットボールクラブ「フォルチFC」様より卒団記念として「アクリルスタンド」のデザインおよび、製作依頼をいただきました。
簡単な流れをご紹介いたします。
まず、アクリルスタンドの大まかな内容と仕様を確定します!
デザインをするにあたり、前提として、透明アクリルスタンド、フットボールクラブ、卒団記念のため、集合写真が入る事が確定していました。
そこにプラスして、サイズ感、コピー(見出し)、ロゴの情報をお聞きします。そして、台座面はサッカーグラウンドに決まりました。
さあ、アクリルスタンドのデザインの開始です!
集合写真は撮影前でしたので、Webサイトの写真を仮で入れています。デザイン案を2つ作成。
背景とフォントの違いで提案をいたしました。
背景の写真は、株式会社アイエスが契約している写真サイトには良いと思う素材がなく、「生成Ai」を活用し、CGを作成しました。
芝生のあるサッカーグラウンドで「昼」と「夜」を条件とし、それぞれ生成し、数種の画像候補からレイアウトに適したものをセレクトします。最後に画像補正(彩度と明度を調節)を行い、デザインカンプを完成させます。
「生成Ai」は使用方法によって大変便利なツールですね。期待値に対し100%のイメージは出せませんが、70〜80%のイメージで生成できます。
アクリルスタンドのデザイン校了で製作に移行します!
デザインは、「昼」背景に決定し、軽微な修正(書体とレイアウトの調節)を行い後は集合写真待ちとなりました。
後日、写真をいただきましたが、背景が壁のみでしたので、ちょっと物足りない。。そこでこの壁面に画像合成で、フットボールクラブ様の横断幕を追加し、画像を加工いたしました。
その後、フットボールクラブ様より校了をいただき、製作に移行します。
まずは、入稿データの作成です。
今回は透明のアクリルで厚さ3mmのものを使用します。チラシやポスター、名刺などの入稿とは少し難易度が高くなります。
理由として、1.カットラインが必要。2.白版が必要。3.印刷が背面となること。となります。仕様を理解しないと作成できない入稿データとなります。右の絵柄が入稿の際のカンプです。何か違和感を感じませんか?
よく見るとデザインが反転していますね。デザインが見える側を表とした場合、印刷を行うのは背面(裏面)となります。そのため、デザインを反転する必要があります。透明アクリルだからできる印刷方法ですね。
アクリルスタンドのデータを入稿したら、次は印刷・加工です。
まず、UVフラットベッドインクジェットプリンター(画像左)で印刷を行います。対象が紙ではないため、アクリルにも印刷できるこのプリンターを使用します。
次に、レーザー加工機(画像右)によるカットを行います。株式会社アイエスの所有するレーザー加工機は、業界最高峰の高精度のレーザー加工機です。今回の形状の場合も、問題なくアクリルを加工できました。
アクリルスタンド完成!お客様へ納品をいたしました!
完成後、製品を確認(検品)。精彩さを感じ、加工精度の優れた良い製品に仕上がりました。
個別包装をして、フットボールクラブ様へ納品をさせていただきました。ありがとうございました。
株式会社アイエスのアクリル製品はアクリルスタンドとアクリルキーホルダーを特に多く受注しています。年度末など節目の時期には今回のような記念品の発注は特に多くなります。思い出を形にできるアクリル製品をせひ、株式会社アイエスへご依頼ください。