東京都練馬区 佐伯医院様の施工を行いました
目次
看板デザインをと印刷・施工のご依頼をいただきました
株式会社アイエスと同じ練馬区にある、佐伯医院様より施工の依頼をいただきました。
診療科目の追加にともなう看板などの差し替えや補修の内容でした。項目が複数ありますので、1つずつご紹介いたします。
1.ロードサインの部分修正を行いました
まず、現場調査を行い、サイズを計測し施工方法、素材の選定を行います。その後、社内のデザイナーと情報を共有。デザインを行い、校了後、仕様も確定します。
上図左側はその時の手書きの素材指示となります。上部の診療科目は白のカッティングシートの貼り替えました。
下部の診療時間は、乳白のアクリルが別パーツとなっていましたので、一度外して、青のカッティングシートを貼り替えました。
2.診療案内の透明アクリルを新しくしました
大判の透明アクリルも診療項目など新しくいたしました。
2種類の青のカッティングシートを使用し、貼り替えをいたしました。施工前のシートが不明のため、カッティングシートの色見本帳で確認し、近似色を選びます。
3.屋外の看板2種を一新いたしました
野立て看板
フェンス取り付け看板
佐伯医院様の場所を示す「野立て看板」と「フェンス取り付け看板」2種を一新いたしました。
デザインの構成要素や、トーン&マナーほぼ変わりませんが、検査やレーザー治療の告知を追加。
施工前より色が増えて、看板の認知度は上がりました。
4.ガラス面にもカッティングシートを貼付しました
こちらも主に、診療科目の変更のため、白のカッティングシートを貼り替えました。
元々ガラス面にフォグラスシートが貼られていました。このフォグラスシートとはガラスの反対側をぼかし、曇りガラスのようにするシートです。光は通しますが、内部をぼかし、プライバシーを守る役目もあります。
このフォグラスシートのおかげで、白カッティングシートが見えやすくなります。
今回は行いませんでしたが、株式会社アイエスでもフォグラスシートの施工も承ります。
5.ダイノックシートの貼り替えをしました
佐伯医院様の出入り口の一つにダイノックシートを使用している扉があります。ダイノックシートとは、木目やレンガ柄などが予め印刷されたシートです。遠目では印刷か分からなく、壁面や机、扉など用途が多く、また、長期に渡って用いられる優れたシートです。強粘着で耐候性に優れる、当社でも良く使用するシートです。
ただ、今回は経年劣化により表面が上の写真のように傷んでいました。そのため、ここも貼り替えを行います。
ダイノックシートを剥がした際に、アクシデントが発生… ダイノックシートの下地が「石膏ボード」でした。
ダイノックシートが強粘着のため、表面の柔らかい石膏ボードから剥がす時、石膏自体も剥がれたりします。今回も、石膏ボードから剥がす際、少し石膏が削れました。
また、ダイノックシートの糊が残っており、まずこの糊を剥がす作業を行いました。時間が掛かる作業となります。
その後、削れた石膏部分を平らに補修します。ダイノックシートは、一般的な壁紙やクロスと違い、仕上がりの美しさ、耐久・耐候性に優れ、厚さが0.2ミリ程度と薄く、湾曲した箇所にも貼れる汎用性があります。
但し、平らな面に貼る際は、下地の凹凸もそのまま出るため、職人を選びます。今回の場合も熟練の職人により石膏ボードを平らに補修しました。
その後、施工前と同じ木目のダイノックシートを貼り、施工は終了しました。当初は1日の予定でしたが、アクシデントもあり2日間で施工を終わらせました。
※ダイノックシートは住友スリーエム(3M)の登録商標であるダイノックフィルムを指します。
佐伯医院様の施工が終わって
今回の施工は、雨に悩まされる施工となりました。2日目に予定していた日は大雨のため延期となり、次の施工日も雨… 止むのを待ち、その後、施工を行いました。
屋外の施工は「雨」に左右されます。素材にもよりますが、水を含むと、粘着性に影響が出るため、施工自体中止になる事もあります。お客様に予め施工日を決めていただきますが、遅くとも1〜2週間前に決めるため、天気の予想はできません。
施工にアクシデントはつきものですが、その時に代替え案や素早い対応ができるのが株式会社アイエスの強みとも言えます。
佐伯医院様、施工のご案件ありがとうございました!
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