アイエスの「レーザー加工機」の紹介

目次
「レーザー加工機」は、Epilog製 Fusion Proです
株式会社アイエスの「レーザー加工機」は、アクリル製品等のカットに使用しています。
レーザーですので「刃」が無いのが特徴で(当然ですが)、細かなカットも可能です。アクリルキーホルダーやアクリルスタンドのご注文を特に多くいただいています。
カットした断面は、白く劣化する事もなく、とても綺麗な仕上がりが特徴です。
予め工場内の同フロアにある、「UVフラットベッドプリンター」でアクリル板に印刷し、「レーザー加工機」に移して、カットラインデータを読み込みカットを行います。
この「レーザー加工機」はEpilog Laser(エピログレーザー社 [アメリカ合衆国])はレーザー加工機の世界シェア一位です。その中で「Fusion Maker」、「Fusion Edge」、「Fusion Pro」のシリーズがあり、株式会社アイエスの導入している加工機は、フラッグシップモデルの「Fusion Pro(フュージョン プロ)」になります。信頼と実績の高いレーザー加工機です。

「レーザー加工機」の使用過程の紹介[稼働時]

使用過程の紹介をいたします。
まずは予め、UVフラットベット印刷機でデザインの印刷を行います。その後、「レーザー加工機」にセットしますが、その前に板面を保護するため、保護用のペーパーを貼ります。
その後「レーザー加工機」にズレないようにセットして、フタをして、最後にタッチパネルを操作して稼働させます。
上の画像の通り、「危険」であり、取り扱いにとても注意が必要です。スタッフも必ず一人付き、稼働を見ながら作業をしています。
「レーザー加工機」の使用過程の紹介[稼働中-内側カット]

レーザーでカットを行っている様子です。今回カットしている物は、株式会社アイエスの年末年始にお配り、または販売したアクリルスタンドです。アクリル自体の全体サイズはA2です。1点のサイズはB6サイズです。カットには順番があり、先にキャラクターや、台座など「内側」のパーツをカットします。
これは、予めカットラインに0.5mmほどの隙間をつけて、B6サイズの仕上がりの「ワク」から外れない(落ちない)ようにするための技術です。もし、先にB6サイズの仕上がりラインからカットをすると、全体のサイズであるA2のアクリル板から落ちてしまい、内側がカットできないからです。
ですので、カット用のデータを作成時にカットの順番を決めます。
「レーザー加工機」の使用過程の紹介[稼働中-外側カット]
内側をカットした後は、外側をまとめてカットします。今回は全てカットが終わるまで30分程度でした。
「レーザー加工機」でカットした後に

「レーザー加工機」でカットが終わり、その後の流れを解説します。
まず、保護用に貼っていた「保護シート」を剥がします。内側のパーツが取れないように注意しながらの作業です。
次に、検品です。印刷の不備、カットの不備を確認します。機械の精度が高いのでほとんどありません。むしろデザインの不備、誤植などを確認しました。
問題なければ、次はPP袋への封入です。封入の前に、クロス(布)で拭き、台紙と重ねて入れます。

「レーザー加工機」まとめ
株式会社アイエスの「レーザー加工機」はいかがだったでしょうか?
「アクリルキーホルダー」や「アクリルスタンド」などアクリルの印刷からカットまで、株式会社アイエスをご利用いただければ幸いです。
気になるお客様がおられましたら、お問い合わせフォームや、お電話にてご連絡ください。お見積りをさせていただきます。
工場の機材の紹介は、今後も行います。次回はUVフラットベットプリンターを予定しています。